長澤まさみさん主演ドラマ「エルピス」。
毎回ハラハラする展開で、真実が明らかにされるのか注目が集まっています!
この記事ではドラマ「エルピス」のあらすじや感想・口コミについてまとめました!
目次
エルピス9話 あらすじ
岸本が退職してからも何も変わることなく、日常を繰り返している大洋テレビの中で、
恵那は自分が善玉なのかそれとも悪玉なのか、そんな事を考えていました。
仕事も恋人も失ったことで仕方なく実家に戻った岸本は、
村井に指示をされ「ジャーナリスト」という肩書の名刺を作ります。
その名刺を持ち村井と向かった先に待っていたのは、大門の秘書を務める男でした。
大門の娘婿でもある亨を切り札に、いつか大門を叩きのめすと心に決めていた村井は、再び大門を追い込むために動き出していたのです。
実は数年前、大門が揉み消したレイプ事件の真相を世に明かすために、亨は村井のインタビューを受けていました。
しかし、放送直前に大門が副総理になったことでそのインタビューは潰されてしまいます。
亨はインタビューを取り下げ大門の秘書を続けることになり、村井はというと報道からバラエティに飛ばされたのでした。
村井の言葉に再び心を動かされた亨は、今度こそ真実を明らかにしようと心に決めていました。
そんな亨を岸本に託そうと決めた村井は、数年前に取った亨のインタビュー映像を岸本に渡します。
そのインタビューを見て、真実を簡単に捻じ曲げてしまう権力の恐ろしさを目の当たりにする岸本。
過去の過ちから同じ後悔を抱く岸本と亨は、互いの存在が一筋の希望のように感じて心を通わせます。
これから共に真実を明らかにするために戦おうと決意を固めた矢先の亨の訃報に、岸本は言葉を失いました。
岸本と電話をした直後に何者かに連れ去られた亨の死を、警察は自殺と判断しますが大門は病死だと公表。
亨の死に違和感を隠せない村井は、亨の葬儀の場にいた斎藤に亨が他殺だと確信していることを伝えます。
そして、こんな世界から引き返すなら今しかないという村井の言葉に表情を歪める斎藤。
元同僚が録音していた大門のインタビューを聞いた村井は、亨の死さえも自分のために利用する大門の汚さに怒りに震えます。
ニュース8のスタジオに乗り込み、叫びながらセットを壊して警備員に取り押さえられた村井。
腐りきった世の中への怒りを露わにした村井の姿を目の当たりにした恵那は、ただ呆然と立ち尽くすのでした…
エルピス9話 感想
真実が明らかになるまであと一歩というところで、いつも打ちのめされてしまうこの展開がたまらなく辛いです。
でも、これが現実の世界でも案外当たり前に起こっているのかもしれませんよね。
そう考えるとゾッとしちゃいました。
最初の頃の村井はチャラくてやる気のない人だと思っていましたが、9話では本当の村井が明らかになりましたね!
フライデーボンボンに飛ばされても、その熱を静かに燃やし続けていた村井に、再び火をつけたのが岸本だったのでしょうね。
そんな岸本を突き動かしていたものが、亨の死と共に消え去ってしまったようで、岸本のことが心配でたまりません…。
ニュース8に返り咲き、昔のように真実を飲み込むようになった恵那。
また体のバランスを崩し始めている恵那を通して、善と悪のバランスを表現しているところがとても面白かったです。
「善玉菌と悪玉菌」の他愛もない会話をしていた美容師さんとお客さんに、過剰反応をする恵那の姿が印象的でした。
心のままに暴れる村井の姿に、きっと恵那はもう一度立ち上がってくれるはずです。
どんな結末が待っているのか正直まだ想像はつきませんが、恵那や岸本が生きる意味を照らす希望の光を見つけてくれたらいいなと心から思います。
エルピス9話 口コミ
「ここからどんな逆転劇があるのか楽しみ」
「恵那と一緒に泣きたくなった」
というコメントがありました。
ここまで権力で捻じ曲げられてきて、最後にどんな結末を迎えるのかめちゃくちゃ楽しみです…!
まとめ
今回の村井の言葉や行動にこのドラマが伝えたいものが、ただの犯人捜しではないことが集約されていましたね。
主役である恵那や岸本さえも超越してしまうほどの村井の存在は、このドラマの核だったんだと思い知らされた第9話でした。
そんな村井の本意を知った恵那は、最終話でどんな行動に出るのでしょうか…。
そして、この物語がどんな結末に向かうのか知るのは本当に怖いけど、それ以上に楽しみでなりません!