小学校1年生から、夏休みの宿題に読書感想文があるなんて驚きですよね。
なかなか進まず、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

大人でも文章を書けって言われたら苦手意識があるのに…

小学1年生でも簡単に書ける方法はあるのかな?
わたし自身、子どもが小学校に入ってはじめて教えるのがむずかしいと思ったのが読書感想文です。
実際に我が家は本選びから、悩んで書き終わるまでにかなり時間がかかりましたね…
この記事ではそういった経験を踏まえて、小学1年生の読書感想文がなぜ書けないのか、簡単に書く方法やおすすめの本を紹介します。
目次
小学1年生 読書感想文が書けないのはなぜ?

子どもが読書感想文を書けないのは、「本を読んで感想を書く」という一連の流れが繋がっていないためです。
小学1年生の夏休みまでに国語で習うのは、ひらがなの読み書きと簡単な日記のようなものです。
また、「本を読む」「本の内容をみんなで考える」ということは授業で習います。
しかし、本を読む→感想を書くという一連の流れがつながらないまま夏休みを迎えるので、子どもは「読書感想文を書くのはむずかしい」と思ってしまいます。
読書感想文の場合は、本を読むことにも自分の感想を考えるのにも時間もかかってしまいますよね。
親も一緒に考えながら読書感想文を完成させるのが望ましいです^^
小学1年生 読書感想文を書くポイントは?
読書感想文を書くポイントは、感想を引き出せるように誘導してあげることです。
まずは本を読んでもらいます。

このとき、声に出して読むといいよ!

親も一緒に本を読んで考えるのもいいね
そのあとに「どの部分がおもしろかった?」「よかったと思う部分は?」「これはだめだと思った部分は?」など印象に残る場面を一緒に探しましょう。
印象に残る場面を原稿用紙に書いて、そのあとに感想を書き出していきます。
それを繰り返して、原稿用紙を埋めていくといいでしょう。
そうすれば、上手く誘導してあげることができます^^
小学1年生 読書感想文が書きやすい本は?
小学校1年生はまだ文章に慣れていませんし、本を読むのが苦手な子もいるでしょう。
でも、大丈夫です!
ジャンルもこだわらなくても、子供が好きな絵本や写真が多い本を選んでもいいんです。
我が家で実際に選んだ本は「よるのあいだに…」です。

タイトル | よるのあいだに… |
価格 | 1,760円(税込) |
ページ数 | 32ページ |
「よるのあいだに…」は子供が選んだのですが、ページ数と内容の文字数も少なく読みやすい本です。
本を開くとカラフルな絵が全面に書かれていて、文字が少なくても本の内容がわかるようになっています。


この本を選んだときはこれで感想文書けるのか心配でしたが、本を繰り返し読むのも時間がかからなかったので嫌がらずに書けました。

読書感想文の本選びというと、夏休み前から書店に並ぶ課題図書を思い浮かべるでしょう。
課題図書はどんな本を選べばいいか迷っているときの参考程度に考えて、子供が興味を持って楽しく読める本を選びます。
読書感想文の本を探す具体的なポイントを紹介します。
- 文字が大きい
- 文章が短い
- 子供が興味を持ってる本
- 写真が多くて文字が少ない本
- 絵本
書店でなかなか見つからない場合は、地域の図書館に行ってみましょう。
図書館にいる司書さんに相談してみると、年齢に応じた本を提案してくれます^^
何冊か子供に読んでもらって、興味を持った本を何冊か借りるのも一つの方法です!
小学校1年生におすすめな本を3冊紹介します。
さかさまがっこう

タイトル | さかさまがっこう |
価格 | 1,430円(税込) |
ページ数 | 47ページ |
この本は47ページと読みやすい量で、本を読むのが苦手なお子さんにも読みやすいでしょう。
絵はカラーで見やすく見ていても楽しい1冊です。
おすしやさんにいらっしゃい

タイトル | おすしやさんにいらっしゃい |
価格 | 1,760円(税込) |
ページ数 | 40ページ |
この本は絵ではなく全て写真なので、手に取りやすい本です。
本を読むのが苦手な子でも楽しめます。
写真で詳しく魚の内部を解説しています。
大人が読んでも楽しめる1冊で、食育にも役立ちますね。
おてがみほしいぞ

タイトル | おてがみほしいぞ |
価格 | 1,100円(税込) |
ページ数 | 77ページ |
これは小学1〜2年生低学年向けの本です。
77ページとやや多いページ数になっていて、本を読むのが好きなお子さんなら楽しんで読めるでしょう。
表紙のオオカミの絵もインパクトがありますよね。
小学1年生 文章力をあげる方法は?
子供の文章力をあげる方法は、
- 日記をつける
- 文章を書き写す
- 本を読む
が挙げられます。
小学1年生でもできる、文章力をあげる方法を詳しく解説しますね。
ちなみに我が家では本をたくさん読むことにしています。
学校の宿題で毎日本読みはありますが、その他にも図書館によく行きます。
図書館では時々子供向けのイベントを行っていて、スタンプラリーのように本を読むと1つすつシールを貼っていくような工夫をしてくれているので楽しんでましたよ♪
年齢に応じた本を教えてくれるので、どんな本を選べばいいか迷ってる方にもおすすめです!
短い文章でもいいので日記をつけましょう。
今日あったこと、どう思ったかを書くようにすると文章をかくことに慣れます。
書くことが難しい場合は、親子で日記をつけるといいでしょう。
親は子供に子供は親に向けて、その日あった楽しかったことや伝えたいことなどを書いて相手に渡します。
親子間のコミュニケーションもとることができ、楽しく文章に慣れる方法です^^
本をそのまま書き写すことも、文章力をあげる方法です。
本は教科書でもかまいません。
もちろん好きな本でも大丈夫です!
書き写すことで文章がどのように書かれているかを、身につけることができます。
文章に慣れることができるだけではなく、集中力もつけることができますよ^^
文章力をあげるときに必要なことは、文章を書く力と読解力です。
読解力とは、読んで理解する力のことをいいます。
読解力をあげるには、本を読むことが最適です。
本を読むと書いてある内容を知り、理解しようとする力が養われます。
繰り返し本を読むと理解力がつくことが期待できます!
小学1年生の読書感想文に対する声
「読書感想文はハードルが高い」
「親が介入しないと仕上がらない宿題NO.1」
という声があります。
私も全く同じことを思いましたね!!
小学1年生の宿題で文章らしいものは「せんせいあのね」から始まる日記を、週末に書いていただけです。
まさか夏休みの宿題に読書感想文があるなんて考えてもなかったので、正直焦りましたね…
読書感想文といえば、文字が多めの本を読まなければならないというイメージが強くあったのですが、絵本でいいと思うと気が楽になったのを覚えています。
まとめ
小学1年生に読書感想文を書くのはむずかしいですよね。
スムーズに書くには、子供と一緒に本を読んで感想を引き出してあげることが大切です。
小学1年生が読書感想文を書くポイントは、
- 本選びは楽しんで読めるものにする
- 写真や絵が多めの本を選んでもいい
- 文字が少ない本を選ぶ
- 文章力をあげるには親子で日記を始めてみる
- 文章をそのまま書き写すと文章力があがる
- たくさん本絵を読むと読解力があがる
正直、小学1年生が一人で読書感想文を書くことはほぼできません。
私と子供にも経験がありますが、なかなか気分が乗らず夏休みギリギリにやっと終わらせた記憶があります。
ちゃんとした文章じゃなくてもいいんです、書いて提出することに意味があります。
何かしら、参考になると幸いです^^