ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドは2023年10月1日以降、パークチケットの変動価格帯の一部引き上げを発表しました。
大人料金を例に挙げると、現在は7,900〜9,400円の4段階ですが、値上げ後は7,900〜10,900円の5段階となり、最大で1,500円の値上げになります。
期間限定のプライオリティパス発表に伴いファストパスの廃止が正式に発表されるなど、様々な動きがありますね。
この記事では、10月からのディズニー値上げについて、お土産も値上がりするのか、高すぎて行けないという人々の声を調査しました。
変動価格帯を取り入れてからは安い日を選ぶようにしてるけど、
皆考えることは同じで安い日は混むんだよね…
「高い日＝お客さんにあんまり来てほしくない日」なのかな？
目次
ディズニーチケット 値上げしすぎはなぜ?理由は?
今回のディズニーチケット値上げの理由は平準化です。
ディズニーリゾートは休日など混み合う日が集中しており、価格を改定することで平日の来園を促し混雑を緩和するという狙いがあります。
私は先日、平日限定の「首都圏ウィークデーパスポート」を利用してディズニーシーに行きました。
ウィークデーパスポートの値段は、変動価格帯の一番安い日と同じ7,900円です。
このパスポートを利用する人が多く来場しているのではないかと思っていましたが、実際は待ち時間も少なく乗りたいアトラクションにはほぼ乗ることができました。
当日アプリで確認したところ、アトラクションの待ち時間は長いもので110分でした。
普段は人気アトラクションだと2〜3時間待ちが普通なので、この時期はいわゆる閑散期なんだなと思いました。
ちなみに「首都圏ウィークデーパスポート」は7/21（金）まで！
ディズニーチケット 値上げの歴史と推移
ディズニーチケットの値上げの歴史と推移です。
| 年 | 1デーパスポート（大人料金） | 出来事 |
|---|---|---|
| 1983年 | 3,900円 | ディズニーランド開園 |
| 1987年 | 4,200円（＋300円） | ー |
| 1989年 | 4,400円（＋200円） | 消費税3％ |
| 1992年 | 4,800円（＋400円） | ー |
| 1996年 | 5,100円（＋300円） | ー |
| 1997年 | 5,200円（＋100円） | 消費税5％ |
| 2001年 | 5,500円（＋300円） | ディズニーシー開園 |
| 2006年 | 5,800円（＋300円） | ー |
| 2011年 | 6,200円（＋400円） | 東日本大震災 |
| 2014年 | 6,400円（＋200円） | 消費税8％ |
| 2015年 | 6,900円（＋500円） | ー |
| 2016年 | 7,400円（＋500円） | ー |
| 2019年 | 7,500円（＋100円） | 消費税10％ |
| 2020年 | 8,200円（＋700円） | ディズニーランド新エリアOPEN |
| 2021年3月 | 8,700円（＋500円） | 変動価格帯導入 ディズニシー20周年 |
| 2021年10月 | 9,400円（＋700円） | ー |
| 2023年10月1日〜 | 10,900円（＋1,500円） | 東京ディズニーリゾート40周年 |
近年では短いスパンで少なくとも2年に1回のペースで値上げされていることがわかります。
また、2015年からは一気に500円以上の値上げをすることが多くなっていますね。
開業当時は大人でも3,900円だったのか…（遠い目）
ディズニー お土産やグッズも値上がりする?
今回のディズニー値上げでは、お土産の値上げについては明言されていません。
しかし、近年原材料などの価格高騰が相次いでいるのでディズニーもその煽りをうけていることはたしかでしょう。
以前よく買っていたお土産やグッズを久しぶりに買おうとして「こんなに高かったっけ？！」ということがあるかもしれません。
「カチューシャ、1,000円くらい（昔より）値上げしてるよね？」
「ジェラトーニのぬいぐるみ値上げか…」
といった声がありました。
グッズも今まで値上げされてきているので、2023年10月のパークチケット値上げに伴い価格改定が発生する可能性は高そうですね；
ディズニー 食べ物も値上がりする?
今回のディズニー値上げでは、食べ物についても明言されていません。
しかし、ここ1年だけでもディズニーリゾートでは、
- 2022年3月31日〜 パーク内飲食店のメニュー改定に伴い、一部店舗で値上げ
- 2022年9月4日〜 ワンハンドフードやレストランのサイドメニュー等を50〜100円値上げ
- 2023年4月1日〜 パーク内レストランのメニューの一部を値上げ
といった食品類の値上げが行われています。
現在でも毎月のように食料品の値上げが続いているので、今後も値上げがある可能性は高そうですね。
シーで売ってるうきわまん、この間行ったら700円台になってた…
ディズニー 予算を抑えて楽しむ方法は?
ディズニーリゾートを予算を抑えて楽しむ方法は、
- 値上がり前の9月末までに遊びに行く
- 料金が安い平日に遊びに行く
- プライオリティパスを計画的に利用する
です。
まず、シンプルに値上がり前の9月末までにディズニーリゾートに行けば値上げの影響を受けずにすみます。
また、2023年7月21日（金）〜8月28日（月）までサマー2デーパスポートが販売されます。
こちらは大人料金で最大1,500円お得になります。
夏休み期間ですが、空いてる曜日を選べばいつもよりスムーズにパークを回れ、いつもより1つ多くアトラクションに乗れるかもしれません♪
次に、値上げがある10月以降でも、料金が安い平日を狙って遊びに行くといいですね。
各日の料金はディズニー公式HPの運営カレンダーから確認することができます！
そして、まだ開始日が明らかになっていませんが「東京ディズニーリゾート40周年記念プライオリティパス」の導入が予定されています。
プライオリティパスを計画的に利用すれば、チケット代が高くてもより多くのアトラクションで遊ぶことができますよね^^
ディズニープライオリティパスいつから?取り方やルール・対象アトラクションまとめ
ディズニー 値上げでもう行かないという声も…
今回のディズニー値上げには賛否両論様々な声があります。
「値上げエグい。子供同士で行かせられない」
「ディズニー1万超え…本当に夢の国になってしまった」
「近場でも気軽に行けない」
「ディズニー値上げはいいけど、自分の給料も上がってほしい」
「値上げしても行くけど、年パス復活してほしい」
と、やはり値上げに衝撃を受ける声が多い印象です。
私も今回のニュースを聞いた時は、今後ますます行きづらくなるなと思いました…
しかし、個人的に一番印象に残っている値上げは2016年の1デーパスポート7,000円台への値上げです。
当時学生だった私には衝撃的だったのですが、何やかんやでその後も年1回はディズニーに行っています。
変動価格帯の安い日を選んだり、キャンペーンを利用するなど出来る限り工夫して今後も行き続けるのだろうと思います。
ディズニー 値上げによるメリットはある?
ディズニーの値上げによるメリットは、今回の値上げの狙いともされている混雑の緩和です。
海外のディズニーランドにも行ったことがある人に言わせると「日本のディズニーは行列に並びに行くようなもの」だそうです。
海外のディズニーランドは広大な敷地で、日本のようにとても一日で周りきれず、何日か滞在してゆっくり楽しむ人が多いため、比較的ゆったり遊べるとのことでした。
「値上げしても満足度が上がればいい」
「行列を解消する方法は来場者数を減らすが一番手っ取り早いんだよね」
といった声がありました。
値上げして並ぶ必要がなくなるのなら、確かに快適さは今よりも上がりそうですよね。
ディズニーは好きだけど混雑は嫌い、という人には今回の値上げはメリットがあるかもしれません。
「もっと値上げしていく人の民度上げてほしい」
「迷惑行為をする人を弾くという点では合理的」
といった声もありました。
値上げすることでトラブルが0になるわけではありませんが、確かに客層は変わってきそうですよね。
まとめ
2023年10月1日からのディズニー値上げについてまとめました。
- チケット値上げは、平日の来園を促し混雑を緩和するため
- 今回の値上げで、ディズニー開業時から約2.8倍のチケット価格になる
- お土産やグッズ・食べ物の値上げは明言されていないものの、値上がりの可能性あり
- 値上げにより混雑の緩和・民度UPが期待される
今回の値上げへの悲鳴は、ディズニー1デーパスポート初の1万円台への衝撃と、上がらない賃金の問題が大きく関係していると考えます。
値上げの悲しいところは「仮に状況が落ち着いてもその後再び価格を戻すことはない」ことだと思いますが、ディズニーに関しては変動価格帯で今回最低価格は変わらないので安い日を選んで行くのが手っ取り早いでしょう。
直近ではサマー2デーパスポート、プライオリティパス導入（期間限定）などお得に楽しめそうなキャンペーンもいくつかあるので、皆さんに合った楽しみ方を探してみてください♪
