今年、「東京ディズニーリゾート」は40周年を迎えました。
4月15日からアニバーサリーイベントとして「東京ディズニーリゾート40周年”ドリームゴーラウンド“」を開催しています。
それを記念して、「東京ディズニーリゾート40周年プライオリティパス」を今夏から期間限定で導入することが、6月7日に発表されました。
「プライオリティパス」って何?
一部のアトラクションが、短い待ち時間で利用できるらしいよ。
そこでこの記事では「プライオリティパス」の情報を中心に、その他のサービスとの違いなどについてもまとめてみました。
目次
ディズニープライオリティパス 有料化いつから?
「ディズニープライオリティパス」の継続や有料化についての発表は、今のところありません。
今回導入が発表された「東京ディズニーリゾート40周年プライオリティパス」は、無料で利用できます。
しかし、
- 「期間限定」とされていること
- 海外では50周年記念イベント開始直後より、「有料型ファストパス」が導入されていること
から、期間満了後には「有料になるのではないか」と心配する声が挙がっています。
ずっと無料であってほしい。
ディズニープライオリティパス プレミアアクセスとの違いは?
これから導入される「プライオリティパス」を含め、現在実施されているサービスの違いをまとめてみました。
サービスの内容と「ランド」と「シー」それぞれの対象施設などをまとめてみたよ。
利用するためには、入園後に「東京ディズニーリゾート・アプリ」での「申し込み(エントリー)」が必要な施設が対象です。
ディズニーランド | ・キャラクターグリーティング[キャラクターとの写真撮影] ・ミッキーのマジカルミュージックワールド[ショー] ・クラブマウスビート[ショー] ・ジャンボリミッキー!レッツ・ダンス![ショー] |
ディズニーシー | ・キャラクターグリーティング[キャラクターとの写真撮影] ・ビックバンドビート~ア・スペシャルトリート~[ショー] ・ジャンボリミッキー!レッツ・ダンス![ショー] |
入園後「東京ディズニーリゾート・アプリ」で取得することで、記載された時間帯に対象施設の列に並ぶことができるサービスです。
ディズニーランド | ウッドチャック・グリーティングトレイル[ドナルド・デイージーとの写真撮影] |
ディズニーシー | なし |
ディズニーランド | ・フロンティア・ウッドクラフト ・グランドエンポーリアム ・ジャングルカーニバル(丸太投げ) ・ジャングルカーニバル(ボール転がし) ・プラネットM ・トレジャーコメット ・ギャグファクトリー/ファイブ・アンド・ダイム ・キングダム・トレジャー ・アドベンチャーランド・バザール(カプセルトイ) ・ディズニー&カンパニー |
ディズニーシー | ・アーント・ペグズ・ヴィレッジストア ・ガッレリーア・ディズニー ・マクダックス・デパートメントストア ・アブース・バザール ・スリーピーホエール・ショップ ・スチームボード・ミッキーズ ・マーメイドトレジャー(カプセルトイ) ・ロストリバーアウトフィッター ・タワー・オブ・テラー・メモラビリア(カプセルトイ) ・エンポーリオ ・イル・ポスティーノ・ステーショナリー |
ディズニーランド | ・スウィートハート・カフェ[レストラン] 「スペシャルセット、スーベニアランチケース付きのみ」※2023年6月13・14日対象 ・トゥモローランド・テラス[レストラン] 「スペシャルセット、スーベニアランチケース付きのみ」※2023年6月13・14日対象 ・リフレッシュメントコーナー[レストラン] 「スペシャルセット、スーベニアランチケース付きのみ」※2023年6月13・14日対象 |
ディズニーシー | .ニューヨーク・デリ 「スペシャルセット、スーベニアランチケース付きのみ」※2023年6月13・14日対象 ・ユカタン・ベースキャンプ・グリル 「スペシャルセット、スーベニアランチケース付きのみ」※2023年6月13・14日対象 ・ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ 「スペシャルセット、スーベニアランチケース付きのみ」※2023年6月13・14日対象 ・ドックサイドダイナー 「ダッフィー&フレンズのサマーナイト・メロディーのスーベニア付きメニューのみ」 ※2023年7月3・4日対象 ・ミゲルズ・エンドラド・キャンティーナ 「ダッフィー&フレンズのサマーナイト・メロディーのスーベニア付きメニューのみ」 ※2023年7月3・4日対象 ・カスバ・フードコート 「ダッフィー&フレンズのサマーナイト・メロディーのスーベニア付きメニューのみ」 ※2023年7月3・4日対象 ・ケープコッド・クックオフ |
入園後「東京ディズニーリゾート・アプリ」で取得することで、短い待ち時間で一部のアトラクションが利用できるサービスです。
ディズニーランド | ・スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー ・スペース・マウンテン ・バズ・ライトイヤーのアストロブラスター ・ビックサンダー・マウンテン ・プーさんのハニーハート ・ホーンテッドマンション ・モンスターズ・インク“ライド&ゴーシーク!” |
ディズニーシー | ・アクアトピア ・インディ・ジョーンズ®・アドベンチャー:クリスタルスカルの魔宮 ・海底2万マイル ・タートル・トーク ・ニモ&フレンズ・シーライダー ・マジックランプシアター ・レイジングスピリッツ |
入園後「東京ディズニーリゾート・アプリ」で購入することで、希望のアトラクション、パレード、ショーの利用・入場時間や座席を指定することができます。
利用時間を選択し、短い待ち時間で利用することができます。
入場時間、座席やエリアを指定して利用することができます。
ディズニーランド | ・スプラッシュ・マウンテン[アトラクション]:1,500円/回 ・ベイマックスのハッピーライド[アトラクション]:1,500円/回 ・美女と野獣“魔法のものがたり”[アトラクション]:2,000円/回 ・ディズニー・ハーモニー・イン・カラー[パレード・ショー]:2,500円/回 ・東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリーム・ライツ[パレード・ショー]:2,500円/回 |
ディズニーシー | ・トイ・ストーリー・マニア![アトラクション]:2,000円/回 ・タワー・オブ・テラー[アトラクション]:1,500円/回 ・センター・オブ・ジ・アース[アトラクション]:1,500円/回 ・ソリアン:ファンタスティック・フライト[アトラクション]:2,000円/回 ・ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~[パレード・ショー]:2,500円/回 |
上手に活用すると、希望がかなうかも♡
ディズニープライオリティパス 有料化によるメリット・デメリット
「便利なサービス」にも、必ず存在するのが「メリット」と「デメリット」です。
すでに「有料サービス」を導入している海外のパークを例として、どのような「メリット」があるかをみてみました。
- 一部のアトラクションが、1日定額で予約可能で短い待ち時間で利用できる
- 上記の定額範囲外のアトラクションが、1アトラクション単位で購入可能で短い待ち時間で利用できる
- 開園前に予約できる
- パレード・ショーがよい場所から鑑賞できる
時間を効率よく使えるのが魅力だね♡
パレードやショーの場所取りを早くからしなくていいんだ♡
「デメリット」については、次の2つでしょうか。
- 費用がかかる
- 追加料金を支払わないと希望通りには楽しめない
無料で利用できた頃を知ってるから・・・有料化になるのはつらい。
ディズニープライオリティパス なくなる可能性は?
「廃止」よりも、「有料化」を予想する声が多くなっています。
「プライオリティパスは期間限定だから40周年終了とともになくなるってことかな。」
「無料で提供→待ち時間少なくて最高!→今後有料化します→あの快適さを忘れられない人が課金・・・という流れなのでしょうね。」
といった声がありました。
「ファストパス」終了が告知された今、「プライオリティパス」の終了も時間の問題?
「東京ディズニーリゾート40周年”ドリームゴーラウンド“」が終了した、2024年4月位に変化がありそう?
ディズニープライオリティパス 有料化を心配する声
「有料化」を不安視する声は、たくさん挙げられています。
「アプリで予約したり抽選したり、並べば乗れた頃と全然違って100%楽しめなくなったなー。」
「プライオリティパスは将来的に有料化なる予感・・・。」
「プライオリティパスとかいうのに変わった印象だけどまあ40周年イベ終わったら終了してもう有料化するだろな。」
「お金かけられる人、かけて良いと思ってる人が得する。ディズニーはみんな公平でいて欲しかったな。」
といった声がありました。
しかし「無料」が「有料化」することで・・・「夢の国」が「夢の国」でなくなってしまうのでしょうか?
有意義に「夢の国」を楽しむためには「有料化」も必要なことだと思うわ。
今までは、これから「より快適に楽しむため」の過程だったってことか。
これから新エリア・新アトラクションも増える予定もあるため、
「有料化のメリット」でもお伝えしたように「事前予約」が可能になれば効率的により楽しむことができると思います。
ディズニーランド | ・スペース・マウンテン:2027年オープン予定 ※「スペース・マウンテン」とトゥモローランドの広場が一新します |
ディズニーシー | ・アナと雪の女王のアトラクション:2024年春オープン予定 ・アレンデール城のレストラン:2024年春オープン予定 ・「塔の上ラプンツェル」のアトラクション:2024年春オープン予定 ・ラプンツェル:荒れくれ者たちのレストラン:2024年春オープン予定 ・ピーター・パンの大型アトラクション:2024年春オープン予定 ・ピーター・パンのレストラン:2024年春オープン予定 ・ティンカーベルのアトラクション:2024年春オープン予定 ・東京ディズニーシー・ファンタジースプリングホテル:2024年春オープン予定 |
まとめ
ディズニーのプライオリティパスが有料化になるのか?についてまとめました。
- 今後しばらくの期間「無料」だが、その後「廃止」または「有料化」は不明
- プライオリティパスは「無料」、プレミアアクセスは「有料」のサービス
- プライオリティパス有料化の「メリット」は、「時間の効率化」「希望に近い型で楽しめる」
- プライオリティパス有料化の「デメリット」は、「費用がかさむ」
- プライオリティパス有料化は、パークが「夢の国」でなくなると思ってしまう可能性もある
現実を忘れて楽しみたい「東京ディズニーリゾート」のあり方、利用施設の「有料化」については賛否両論あるかと思います。
私自身がディズニーに行ったときに印象に残っているのは、友人と訪れた2回です。
友人Aは、まだ「ファストパス」がなかった頃?とにかく主要な場所を体験させてくれようと・・・開園2時間位前から並び、アトラクション・ショーは分刻みのスケジュール。
その時の印象は「走る」→「体験する」の二言につきます。
数年後友人Bは「ファストパス」を駆使してくれて、並ぶ人を横目にスイスイ前へと進み、優先的にアトラクションに乗れたことには「感動」を覚えました。
しかし、その一方で90分待ちのアトラクションに並ぶことになります(ファストパスがとれてもその待ち時間だったかは、定かではありませんが・・・)。
その結果、私の印象は「ファストパス」より「長い待ち時間」に軍配が上がってしまいました。
個人的な見解ではありますが、来園者は大きく「3タイプ」に分けられるのではないかと考えました。
- 来園することに意義がある
- 来園するからには、できればすべてを網羅したい
- 「余裕を持って」楽しみたい
「1タイプ」はおそらく少数である
今後、来園者数が増える
と予想すると、「有料化」を受け入れることがスムーズに楽しめる近道なのかもしれませんね。