年末が近づくと「よいお年を」という言葉をよく耳にしませんか?
親しい仲であれば「よいお年を」とさらっと返答しますが、目上の方となるとどのようにするか迷ってしまうことがあるのではないでしょうか。
良いお年を、をかしこまりたいんだけど敬語ってあるのかな?
目上の人にはメールとかでのやり取りの仕方も迷うよね。
この記事では「よいお年を」と目上の人から言われた時の正しい返答の仕方、メールの場合の返信方法を紹介していきます。
目次
良いお年を 目上の人への返し方は?
「よいお年を」に対する目上の人への返答の仕方は「よいお年をお迎えください」が無難です。
例えば目上の人が
よいお年を~
よいお年をお迎えください!
とスマートに返答してOKです!
そもそもなぜ、【よいお年を】なのでしょうか。
【よいお年を】という言葉は、【よいお年をお迎えください】を省略した言葉です。
この意味は「忙しい年末をお互いに頑張り、良い一年をお迎えしましょう」という意味が込められています。
でもなんで年末が忙しいんだろう…
仕事でいえば今年の仕事は今年のうちに片付け、自宅では今年の汚れは今年のうちに落としておきたいから大掃除をする!という何となくの雰囲気がありますよね。
とのことから、年末は忙しくなるのが日本人の風習のようです。
そういったことから【よいお年をお迎えください】という言葉が生まれたのかもしれませんね。
なんとなく使ってた言葉だったのに深い~
良いお年を メールでの返し方は?(社内)
「よいお年を」社内でメールで返信する場合は文末に「どうぞよいお年をお迎えください。」と書くと無難です。
社内でメールにて年末の挨拶をする際は以下のような文章の作り方をすればよいでしょう。
- 先に上司に年末のご挨拶をさせてしまったことへの謝罪
- 今年1年の感謝を伝える
- 来年の抱負
- 文末に【よいお年をお迎えください】
といった形で文章を作れば無難です。
件名:Re年末のご挨拶
本文:
〇〇部長
お疲れ様です。△△です。
こちらから年末のご挨拶をところ申し訳ございません。
今年も大変お世話になりました。
特に、〇〇のプロジェクトに関しては、お力添えいただき大変感謝しております。
来年もご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、精一杯努力いたしますので、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
恐縮ですが、メールにて年末のご挨拶とさせていただきます。
〇〇部長も、どうぞよいお年をお迎えください。
文末に自然な感じで「よいお年をお迎えください。」をいれたいね♪
良いお年を メールでの返し方は?(社外)
「よいお年を」を社外の方へメールで返信する場合は、こちらも文末に「どうぞよいお年をお迎えください」と書くと無難です。
社外の方へメールで年末のご挨拶をする場合以下のように書くと無難でしょう。
- 年末のご挨拶をご挨拶をいただいたことに感謝を伝える
- 自社の休業日を伝えご迷惑をかける旨を伝える
- 文末に【よいお年をお迎えください】
といった形でかくとよいでしょう。
件名:Re年末のご挨拶
本文:
〇〇会社
〇〇様
いつも大変お世話になっております。
△△株式会社、△△です。
ご丁寧に年末のご挨拶をいただきありがとうございました。
弊社の年末年始の休業日は
12月31日~1月5日までです。
ご迷惑をおかけし、申し訳ございません。
来年も変わらぬご支援賜りますようよろしくお願いいたします。
〇〇様もどうぞよいお年をお迎えください。
社外の方にもしっかりお伝えしたいね!
良いお年を いつ言う?
「よいお年を」は12月中旬から12月30日ごろまでいう言葉です。
【よいお年を】という言葉は、あくまでも「忙しい年末を頑張って、良い一年をお迎えしましょう」という意味が込められています。
昔からの慣習として、年内のことは30日までに済ませ、大晦日は新年を迎える準備が整った日とされています。
ですので、実は大晦日に【よいお年を】というのはベターではありません。
余裕をもって新年をお迎えする準備したいね。
まとめ:良いお年をお迎えくださいが無難
【よいお年を】は
- 目上の人には【よいお年をお迎えください】が無難
- 12月中旬から12月30日まで使う言葉
という結論になりました。
軽くつかっていた【よいお年を】にはしっかりと意味があったんですね。
目上の人から【よいお年を】と言っていただいた場合、瞬時に【よいお年をお迎えください。】と言える心の準備が必要そうです。
なにかと世話しない年末ですが、体調管理には気を付けて過ごしたいですね♪