順調に進んでいた離乳食も3回食に増やした頃から食べムラにより悩んでしまうということありませんか。
頑張って作ったのに食べてくれないとショックですし、栄養面的に大丈夫なのかと心配にもなりますよね。
しかし、食べない理由も様々あるようで、無理に離乳食を進める必要はありません。
今回は、離乳食を食べなくなった原因や食べない時の対処法などについてご紹介いたします。
目次
生後10ヶ月 突然離乳食を食べなくなったのはなぜ?
まず、突然離乳食を食べなくなったのはなぜなのか、考えられる主な原因を3つご紹介いたします。
- 食べ飽きてしまっている
- 硬さや大きさにより食べにくい
- 食べる事以外に気を取られている
3回食になるとメニューがワンパターンになってしまい、同じようなメニューが続いてしまうと赤ちゃんも食べ飽きていまいます。
後期食から少しづつ調味料も使用することが出来るので、味付けを変えてみたりベビーフードを活用しマンネリ化にならないメニューを心掛けてみましょう。
食材の硬さや大きさは離乳食が上がるにつれて変わってきます。
後期食では歯ぐきでつぶせるくらいが目安になりますが、固形の食材には違和感を感じてしまう事もあり嫌がる場合があります。
無理に進めるのではなく赤ちゃんのペースに合わせてあげることが大切です。
この頃になると自我が芽生えてきます。
「自分でやりたい」と思うことが増えたり器に手を入れて遊んだりする時期になります。
しかし、食べ物を見ることで「視覚」、手で触れることで「触覚」、つかんで食べることで「味覚」といった感覚機能を育むことに繋がってきます。
私も現在10ヶ月の子どもがいますが、離乳食を中期食から後期食にしたいと思い形や硬さを少し変えてみましたが、食べにくいのかなかなか食べてくれません…
やはり食べてくれないと落ち込みますが、無理に形を大きくするのではなくオエッとならない大きさで様子を見ながら進めています。
生後10ヶ月 離乳食を食べない時の対処法は?
上記では、離乳食を食べなくなったのはなぜなのか説明しましたが、その対処法をご紹介いたします。
9ヶ月~11ヶ月は3回食に増やす時期になりますが、いろいろな種類の離乳食を準備するのは大変で同じようなメニューが続いていることはありませんか。
マンネリ化対策として、「新しい食材」や「旬な食材」を取り入れて食べ物の味を感じてもらうことが大切です。
毎日の献立に1品、もしくは1週間に2品以上無理のない範囲で新しい食材を入れることで、いろいろな味を楽しみ赤ちゃんも興味を示してくれます。
また、旬な食材の特徴として、栄養価が高く香りやうま味も高いため、他の季節と比べて美味しくなっています。
メニューがマンネリ化していても、ちょっとした工夫で美味しく食べてくれるのではないでしょうか。
離乳食後期(かみかみ期)になると歯茎でつぶせる硬さへと移行します。
具体的には、指でつまみ軽く力を入れるとつぶれる硬さでバナナの硬さを目安にします。
食材が硬すぎたり大きすぎたりすると、赤ちゃんは嫌がってしまします。
また、繊維が多い食材も嫌がることが多いです。
なので、食べにくそうだなと感じたら、食材は小さく切って軟らかくし、パサパサとした食材にはとろみもプラスすることで食べてくれることもあります。
今までスプーンで食べさせてもらっていた赤ちゃんですが、食べ物への興味や関心が出てきたため、自分で食べたいと嫌がることがあります。
また、自我の芽生えとして食べることより他に興味がある状態になっている場合は、なかなか食べない時があります。
手づかみで食べられるメニューにしたり、しっかり遊ぶことでご飯の時間にはお腹が空いている状態にすることも大切になります。
私も子どもが食べない時に、管理栄養士の方にどうしたら良いのか相談したことがあります。
そこで言われたのが、いきなり全部の食材を形あるものに変えてしまうと赤ちゃんも戸惑ってしまうため、まずはメニューの中で1品だけ形あるものに挑戦してみてはどうかと言われました。
実際に行い、少しづつではありますが形のある食材も食べれるようになりました!
生後10ヶ月 離乳食を食べないしイライラ…進まないのは大丈夫?
離乳食が進まなくても大丈夫です!!
焦る必要はありません。
まずは、なぜ食べないか赤ちゃんを良く観察してみて下さい。
他のことに興味があるため食べない場合や遊び足りずお腹が空いていない場合も考えられます。
また、赤ちゃんは親のストレスなども感じやすいため、なかなか食べない場合は焦らずその子のペースに合わせてみるのも一つです。
食べないという事で栄養面が気になるところではありますが、無理に食べさせるのではなく1回の量は少なくても大丈夫です。
ただ、食事のリズムをしっかりとつけることが大切になります。
少しでも食べれたら一緒に喜び食事の楽しさを感じてもらえるよう心掛けてみましょう♪
生後10ヶ月 好きな離乳食の味やレシピは?
3回食となると、レパートリーも少なくなってきてしまいますよね。
ここでは、わたしが実際に作ってみて、子どもがよく食べたレシピをご紹介します!
【材料】約7g×20個 | 【分量】 |
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鶏ひき肉 | 100g |
じゃがいも | 50g |
にんじん | 50g |
玉ねぎ | 50g |
だし汁 | 150g |
醤油 | 小さじ1/2 |
みりん | 小さじ1/2 |
【作り方】 |
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①にんじん・玉ねぎはみじん切りにする。 じゃがいもは5mm角に切り水にさらす。 ②鍋にだし汁と野菜を入れ、軟らかくなるまで煮る。 ③一度火を止め、鶏ひき肉を入れてだし汁の中でほぐす。 ④再び火を入れ、鶏肉に火が通ったら、醤油・みりんを入れる。 ※解凍時にお好みで片栗粉を加えてとろみをつけて下さい。 |
【材料】25ml×8個分 | 【分量】 |
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にんじん | 40g |
玉ねぎ | 50g |
キャベツ | 30g |
鶏ひき肉 | 40g |
カゴメトマトペースト | 18g(1袋) |
コンソメ顆粒 | 小さじ1/2 |
【作り方】 |
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①野菜をざっくり切り、被るくらいの水で弱火で15分蓋をして茹でる。 ②野菜のみ取り出してみじん切りにする。 ③野菜と鶏ひき肉を鍋に戻して弱火で3分茹でる。 ④トマトペースト1袋とコンソメ小さじ1/2を加えて、一煮立ちさせて完成。 |
「とりじゃが」は、だしの味があるため調味料が無くても美味しく仕上がりました。
優しい味になっているので娘も残すことなく完食していました。
「赤ちゃんミートソース」は、調味料自体もトマトペーストとコンソメのみで作り方もとても簡単だったので隙間時間にあっという間に仕上がりました。
ミートソースは、ごはんやパスタ、うどんに混ぜて使うことが出来るのでストックにもおすすめの一品です。
生後10ヶ月 市販でおすすめの離乳食は?
市販でおすすめの離乳食は、「和光堂のベビーフードシリーズ」です。
離乳食開始頃から使えるタイプの物や国産素材フレーク、栄養マルシェやグーグーキッチンなど様々な商品が販売されています。
使用されている食材や食べさせるシーンによって使い分けることが出来るのもおすすめの一つです。
特に生後10ヶ月におすすめの離乳食は、使い捨てスプーンが付属している「栄養マルシェ」シリーズです。
出典:和光堂
カップに入ったタイプになっているので容器をそのまま食器として使うことが出来るポイントや種類も豊富で不足しがちな栄養もしっかり摂れるところは、嬉しいポイントになります。
私の娘も食べたことがありますが、食材も軟らかいのか良く食べていました。
忙しい時でも普段の離乳食の追加献立として使うことが出来るのはとても助かります。
生後10ヶ月 離乳食に関する口コミ
「離乳食食べない問題、悩み過ぎてハゲそう」
「何を試しても食べてくれない」
「BF美味しいし何より楽ちん」
「BFはどんどん口開けて、足りん!もっとくれ!って感じで食べる」
「思い切っておかゆも野菜もBFあげてみた」
という声がありました。
皆さん、離乳食を食べないという事に悩みを抱える方が多くいました。
手作りした離乳食よりもベビーフードを好んで食べる子や今まで使っていなかったベビーフードを取り入れてみると美味しいし楽ちんという声もありました。
私の娘もベビーフードに頼る時がありますが、味も美味しく良く食べてくれます。
また、不足しがちな鉄分などが入っているものも多く販売されているため、とても助かっています。
まとめ
- 離乳食を食べなくなった原因:「食べ飽きてしまっている」「硬さや大きさにより食べにくい」「食べる事以外に気を取られている」
- 「新しい食材」や「旬な食材」を取り入れて食べ物の味を感じてもらう
- 手づかみで食べられるメニューにしたり、しっかり遊ぶことでご飯の時間にはお腹が空いている状態にすることも大切
- 少しでも食べられたら一緒に喜び食事の楽しさを感じてもらう
- 市販でおすすめの離乳食は、「和光堂のベビーフードシリーズ」の「栄養マルシェ」シリーズ
離乳食を食べてくれないと栄養面的に心配な部分もありましたが、今はベビーフードもいろいろな種類が販売されており、不足しがちな栄養もしっかり摂れるのでどんどん活用していきたいです。
完食した喜びや食事の楽しみを感じてもらいながら今後も離乳食作りを頑張りたいと思います♪