もうすぐ梅雨が明け、夏本番ですね。
この時期になると、気になるのが日焼けです。
大人はもちろん子供にも日焼けを予防していきたいですよね。
適度な紫外線は、骨形成を助けたり体内時計を正常化する効果があります。
しかし、過度の紫外線は皮膚の老化や、皮膚がんの原因となる悪影響もあります。
この記事では、子供に日焼け止めを塗っても焼ける原因と、対策やおすすめ商品をお伝えしていきます。
目次
子供に日焼け止めは意味ない?塗っても焼けるのはなぜ?
子供に日焼け止めは意味ないの?
将来のためにも日焼け止めは大事だよ
子供に日焼け止めを塗っても日焼けするのはなぜでしょうか?
いくつかの原因が考えられます。
- 子供は大量の汗をかくので日焼け止めが落ちる
- 子供が日焼け止めを塗るのを嫌がって全体に塗れていない
- 子供用の日焼け止めは「SPF」や「PA」が低めに設定されている
- 塗る量が少ない
- 塗る回数が少ない
- 肌に均等に塗れていない
大人の皮膚に比べ、子供の皮膚は薄くデリケートで紫外線によるダメージを受けやすい状態になっています。
子供のうちに過度に浴びた紫外線は、20歳を過ぎると皮膚にシミやしわなどの光老化症状を引き起こします。
子供の頃から日焼け止めを適切に使用して、将来に備えましょう。
子供に日焼け止めを塗っていても、外に遊びに行っても数日たったら「半袖の型がうっすらついてる!」ということがありますよね;
子供に日焼け止めを塗っても焼ける時の対策は?
子供を日焼けさせないためには、日焼け止めに表記されている適量の通りに塗りましょう。
日焼け止めを塗る量は適正でしょうか?
子供の肌に塗るものですから、たくさん塗らないほうがいいと、少ない量になっていませんか?
日焼け止めを塗る時のポイントをまとめました!
- 日焼け止めを適量取ります
- 顔のおでこ・ほお・鼻・あごに分けて置きます
- ムラにならないように顔の中心部分から外に向かって塗ります
首は日焼けしやすいから、塗り忘れに注意だよ!
- 日焼け止めを適量とります
- 肩~手の甲に向けてムラのないように広げて塗ります
- 太もも~足の甲にかけてムラのないように広げて塗ります
基本的には、2〜3時間おきに塗り直すのがいいと言われています。
子供は汗をたくさんかきますので、汗で落ちたり、汗を拭いたときに日焼け止めまでとれたりして、日焼け止めの効果が半減します。
日焼け止めが落ちたと思ったら、塗る回数を増やしてみましょう。
子供用日焼け止め 選び方は?
子供用の日焼け止めの種類はたくさんあって、子供に合う日焼け止めはどれか迷いますよね?
各シーンでのおすすめタイプは以下の通りです。
- 学校に行く時…ミルク・ジェルタイプ
- 海やレジャー…クリームタイプやウォータープルーフ仕様
- 日常のお買い物…ジェルタイプ
では、具体的に日焼け止めの種類を紹介していきます。
ミルクタイプは、伸びがよく塗りやすいのが特徴です。
塗り心地も軽く、弱い力でも塗った時に広がります。
べたつきを嫌がる子供にもつけやすい、ムラがでにくいタイプです。
汗・水で落ちやすく塗り直しが必要になります。
ジェルタイプはサラッとした塗り心地が特徴です。
みずみずしく柔らかいテクスチャーなので、肌につけても違和感がありません。
肌につけるときにスーッと伸びて塗りやすいタイプです。
汗や水で落ちやすく、紫外線カット数値が低い商品が多いため、2〜3時間おきに塗り直しが必要です。
しっかり肌につき、油分も多いので日焼け止め効果が高いです。
ミルクやジェルに比べて、厚めにつくためべたつきを感じることもあります。
汗や水にも強く、落ちにくいのが特徴です。
手で塗り広げる必要がないので、早く広範囲に塗るのに便利です。
外出時でも、簡単に塗り直しができるのも嬉しいですね。
ただし、顔に塗る時は目に入る可能性があるので大人の手に一回吹きかけ手で塗ってあげましょう。
汗や水に強いタイプの日焼け止めで、プールや海で遊ぶ時に使うことをおすすめです。
効果が持続しやすいタイプですが、落としにくい場合があります。
乾燥肌やすでに日焼けしている肌に塗るのがおすすめです。
日焼けした肌は乾燥しますので、保湿タイプを選ぶと肌への負担も少ないでしょう。
日焼け止めに表記されているSPFとPAはよくみかけますよね。
それぞれどんな意味があるのでしょうか、解説していきます。
Sun Protection Factorの略で、紫外線B波(UVB)を防ぐ指数のことで1〜50まであります。
何も塗らない時に比べて、紫外線B波による炎症をどれだけ長い時間防げるかを表しています。数値が大きくなるほど効果が得られます。
Protection Grade of UVAの略で、紫外線A波(UVA)を防ぐ指数のことで+〜++++まで4段階に分けられます。
+の数が多いほど効果が高まります。
子供用日焼け止め おすすめ商品は?
ビオレUVキッズピュアミルクは、子供の日焼け止めとしては数少ないSPF50/PA+++で、しっかり日焼け防止効果があります。
無香料・無添加で保湿成分も配合です。
ウォータープルーフ仕様で水や汗にも落ちにくく、海やプールに適しています^^
落とすときには、ロクシタンのシアベビージェントルクレンジングウォーターがおすすめとの見解も。
ビオレUVキッズピュアミルク&シアベビージェントルクレンジングウォーターの組み合わせが効果・安全性・コスパの観点からおすすめとのことです^^
キスミ―の低刺激UVマイルドジェルは、敏感肌にも使える低刺激性のため肌が弱いお子さんにも使えます。
ジェルタイプで塗り広げやすい 仕様になっています。
食品成分90%でできているので安心です^^
「ジェルというよりミルクっぽい」
「塗ったあとのうるおいもばっちり」
といった声がありました。
大人の方の室内用日焼け止めとしても使えるようですね!
家族で使えるなら使い残ることもなく、便利ですね^^
アロベビーのUV&アウトドアミストは、ミストタイプで日焼け止めを嫌がる子供にも塗りやすいタイプです。
100%天然成分で赤ちゃんでも安心して使えます!
一見、オシャレなパッケージで海外製のように見えますが、安心の日本製です。
「新生児から使える」
「顔にも塗れて虫よけもできる」
ということから、使っている方ママが多くいらっしゃいます^^
子どもはずっとじっとしておくことは難しいので、日焼け止めを塗った後に虫よけスプレーも…というのは大変ですよね。
アロベビーのUV&アウトドアミストなら日焼け止め+虫よけの機能が1セットになっていてありがたいですね♪
子供が日焼けした後のケアや注意点は?
日焼け後のケアは、①日焼けを冷やす ②肌の保湿 の2つです。
日焼けして、赤くなった部分は冷やします。
流水・水で冷やしたタオルで熱を持った肌を冷やしましょう。
日焼けした肌は、軽い火傷(やけど)と同じだと言われています。
肌はダメージを受けた状態ですので、擦らないようにし、流水は勢いよくあてないように注意します。
日焼けした肌は乾燥を起こします。
患部を冷やしたあとは、保湿をすることが大切です。
低刺激のものを選び、子供用のローションなどを塗りましょう。
塗る場合にも擦らず、肌を刺激しないように塗っていきますが、塗って痛みがでるようなら、水で洗い流しましょう。
日焼け止めの役割と仕組みは?
日焼け止めの役割は、紫外線を防ぐことです。
日焼け止めにの成分には、2つの種類があります。
どのような仕組みで紫外線を防いでいるのでしょうか、解説していきます。
紫外線を反射して日焼けを防ぐ効果があります。
主な成分として、酸化亜鉛や酸化チタンなどがあげられます。
特徴として白色の微粒子が使われているので、白浮きしやすいのがデメリットです。
肌に優しく、「ノンケミカル」と記載されている日焼け止めのタイプです。
紫外線が肌に届く前に吸収してくれる効果があります。
主な成分として、メトキシケイヒ酸エチルヘキシルやt-ブチルメトキシジヘンゾイルメタンなどがあげられます。
透明で白浮きはしません。サラッと塗れて伸びが良いのが特徴です。
アレルギー反応やかぶれを起こす人もいるので、少量から試すのをおすすめします。
まとめ
- 子供は汗をかきやすく、日焼け止めが落ちるので塗り直しが必要
- 日焼け止めには、ミルク・ジェル・ミスト・クリームのタイプがある
- 汗に強いウォータープルーフタイプや、敏感肌にも使える保湿成分配合のものがある
- 日焼けは軽いやけどと同じ状態であるため、肌を冷やして保湿することが大切
わが家の子どもが通う学校では先日プール開きが行われました。
プールがある日は、ミルクタイプ・ウォータープルーフ仕様のクリームを塗って学校に行っていますよ^^
日焼け止めは、肌に直接塗るものなので合わないとかぶれを起こす可能性もあります。
初めは少量から試して、お子さんの肌に合うものを探すことが大切ですね!