嵐の二宮和也さんやSexy Zoneの中島健人さんといった豪華キャストで話題の映画「ラーゲリより愛を込めて」。
ラーゲリより愛を込めてって実話が元らしいね
主題歌のSoranjiが流れたら涙腺がゆるくなるんだよね…
この記事では、映画の内容や登場人物について、どこまで実話に基づいているものなのか調査しました。
\ラーゲリより愛を込めて主題歌はこれ!/
目次
ラーゲリより愛を込めて どこまで実話?
映画の特報や公式サイトでは実話と謳われていることが目立ちますが、それは一体どこまでなのでしょうか。
調べてみると、
原作を読んでから映画を観たと思われる方の「小説とは違う」という声がありました。
また、主人公山本のモデルになった人物の実子は、映画を鑑賞後「正直、映画は実際とは違っている」と語ったようです。
映画は限られた時間の中にその内容を収める必要があるので、どうしても多少の脚色はあると考えられます。
どこまでが実話かまでは情報がありませんでしたが、映画の内容はおおむね実話だと言えそうです。
実話とわかると俄然興味が湧いてきますね!
ラーゲリより愛を込めて 主人公山本のモデルは誰?
二宮和也さんが演じる主人公、山本幡男は実在した人物です。
名前 | 山本幡男(やまもとはたお) |
生年月日 | 1908年生まれ |
出身 | 島根県 |
経歴 | 東京外国語学校(現在の東京外国語大学)でロシア語を学ぶ。 1944年に陸軍に召集。 軍でソ連に関する情報分析を担当していたことからスパイ容疑をかけられ、 1949年にラーゲリに移される。 1954年ラーゲリにて喉頭ガンのため逝去。 |
実話を元にした作品ではモデルになった人物名を変えていることも多いので、
名前がそのまま使われているこの作品は珍しいパターンかもしれませんね。
ラーゲリより愛を込めて 犬のクロは実在した?
ラーゲリの抑留者たちと生活を共にし、人々の心の支えとなっていた犬のクロ。
クロは実在していたようです。
クロのエピソードは「氷の海を追ってきたクロ」として書籍化もされています。
強制収容所という場所はその過酷な環境からか、そこで過ごす人々をも変えてしまうのを数々の作品で見たことがあります。
人間ではない犬のクロの存在が、良い意味で人々の刺激になっていたことは想像に難くありません。
ラーゲリより愛を込めて 原作は?
映画の原作は、「収容所(ラーゲリ)から来た遺書」というノンフィクション作品です。
内容は、山本幡男の妻がとある企画に夫からの遺書を投稿したことをきっかけに著者が調査したものです。
鑑賞の前後に原作を読むとまた新たな発見がありそうですね。
また、原作のほか映画のノベライズ本が発売されているようです。
映画を観た方はそちらも読んでみると、より作品の世界に引き込まれるのではないでしょうか^^
ラーゲリより愛を込めて あらすじ
物語の舞台は、第二次世界大戦後の1945年のシベリアにあるソ連軍の強制収容所(ラーゲリ)です。
抑留されている人々は奴隷的強制労働で日々疲弊しており、
栄養失調で死んでいく人や、自ら命を断つ者も少なくありませんでした。
そんな中でも主人公:山本は、「生きる希望を捨ててはいけない。帰国の日は必ずやってくる」と周りの人々を励ましていました。
終戦から8年後、山本へ妻から「あなたの帰りを待っています」と書かれた葉書が届きました。
しかし、山本は喉頭ガンを患っていることがわかり、日々症状は重くなっていきます。
それでも帰国して家族に会うことを諦めなかった山本ですが、ラーゲリの仲間たちは苦心の末、遺書を書くよう伝えます。
山本は遺書を書いたもののラーゲリでは文字を残すことはスパイ行為とされ、遺書は没収されてしまい…
遺書はどうなってしまうのでしょうか。
山本のためにラーゲリの仲間たちが起こした行動とは…
ラーゲリより愛を込めて 口コミ
映画「ラーゲリより愛を込めて」の口コミを見てみましょう。
「若い世代にこそおすすめしたい」
「悲惨なシーンはあるけど、根底には愛と希望がある映画だった」
という声がありました。
俳優陣の演技力を絶賛する声も多く見られました。
そして、戦争を扱った映画にしては若い世代の口コミが目立っており、キャスティングの影響力が窺えます。
ラーゲリより愛を込めて まとめ
映画「ラーゲリより愛を込めて」は、おおむね実話であり、
劇中に登場する犬のクロが実在していたということがわかりました。
2022年12月9日の公開日から1ヵ月以上経っていますが、
まだまだ多くの映画館で上映されています。
口コミの評判もかなり良いので、興味を持たれた方はぜひ公開中に映画館へ観に行ってみてはいかがでしょうか^^