SHEINとは、安価で、トレンドをおさえたデザインが人気の中国発ファストファッションブランドです。
女性服から子供服、アクセサリーや文房具など、品揃え豊富!
まとめて購入すると、割引もあり、一個一個が購入しやすいお値段なので、ついついたくさん買ってしまいます。
そんなSHEINですが、2024年7月18日、SHEINで販売した女性下着から、韓国基準値の約3倍に達する発がん性物質が検出されました。
普段身につける物だからこそ、発がん性物質なんて聞くととっても気になりますよね…
洗ったら取れるものなのかな?
他にも子供服やペット用品、アクセサリーなど、もう購入してしまった!これから購入予定!
そんな方のために、この記事では、発がん性物質の対処法を調査しました!
・洗濯である程度減らすことはできる
・ただし完全に除去は難しい
・子供服は念入りに洗濯し、よく観察
・ペット用品やアクセサリーからの検出は今の所ない
以下から具体的に解説していきますね^^
目次
SHEINの発がん性物質は洗濯で洗ったらとれる?
結論から言うと、洗濯によってある程度減少させることができますが、完全に除去することは難しいようです。
今回検出された発がん性物質は、染料に含まれているためです。
少しでもとれるなら嬉しいね!
なんで洗濯でとることができるんだろう?
今回検出された「アリルアミン」は、性質上、水に極めて溶けやすいとのことです。
ですので、洗濯をするというのは、最低限私たちにできることと言えます!
しかし、一般家庭で洗濯をした後、発がん性物質が除去されたかを判断することはできませんよね…
下着となると直接肌に触れるものなので、どこまで影響が出るかはわかりません。
「アリルアミン」には膀胱(ぼうこう)がんの発生リスクを高めると言われています。
アリルアミン自体が直接肌に触れることはないとはいえ、とても危険なように感じますよね。
気になる方は多めの洗濯をオススメしますが、完全に除去できないということをご理解の上でご購入しましょう!
SHEINの発がん性物質 子供服はどう対応すべき?
衣類であれば、まず、水通しをすることをオススメします!
その理由は、水に溶けやすい「ホルムアルデヒド」が含まれているからです。
後ほど詳しく解説していきますね!
ただ、子供服も水通しで完全に除去できるとは言えません。
アレルギーの原因になることもあるので、肌に異変がないかは気をつけたほうが良さそうです!
子ども用品で検出されたのは主に革製品で、具体的には以下の通りです。
- バッグ
- 靴
- ベルト
これらから、フタル酸系可塑剤(かそざい)やホルムアルデヒドなどの有害物質が検出されました。
それぞれについて、安全性はいかなるものか調査しました!
フタル酸系可塑剤は、プラスチックを柔らかくする化学物質です。
乳幼児の口に接触することを本質とする部分の可塑化された材料からなる部分について、それぞれ 0.1%を超え
て含有することが禁止されます。
日本では、口に触れるものにはなるべく使用しないようにしているみたいですね!
衣類であれば、直接口に含めるという心配はなさそうですが、こちらも判断は難しいようです。
安全性について調べた内容は以下の通りです!
国際がん研究機関(IARC:国連WHOの下部機関)で発表された内容では、フタル酸エステルは、
「ヒトに対して発がん性の可能性がある」
という分類に入ります。
これは、私たちの知っているものでいうと、
- コーヒー
- ピクルス
- ガソリン
- 携帯電話からの電波
などと同じ分類にあたります。
これらと同じくらいの安全性であれば許容範囲とも感じる方もいるかもしれません。
フタル酸エステル自体は、身近なものにも含まれるものなので、意識して避けることは難しそうですよね。
ホルムアルデヒドは、衣類などに対する防縮・防しわ加工、型くずれ防止等を目的に使用される化学物質です。
私たちの身近で多く使われているものなので、こちらも避けては通れないもの。
日本では、生後24ヶ月以下の乳幼児製品には特に規制が厳しくなっています。
ホルムアルデヒドは繊維製品に吸着しやすく、もともと製品に含まれていなくても移ってしまう可能性もあります。
乳幼児の衣類が個包装で売っているのは、このようなことが理由です。
ホルムアルデヒドは、水に溶けやすい性質を持っています。
ですので、水通しや洗濯をして洗い流すということは、いくらか効果はあると言えます。
以上から、子供服に有害物質が含まれてる可能性は理解した上で、購入されるのは良いかと思います。
しかし、購入後の対処法としては、必ず水通し、洗濯をする方が安心と言えそうです!
肌に異変があった際は、ただちに脱がせることも意識しておくと良いでしょう。
SHEINの発がん性物質 ペット用品はどう対応すべき?
SHEINのペット用品は、衣類は洗濯、おもちゃ類は購入の判断が必要と言えます。
2024年8月時点で、ペット用品に発がん性物質が検出されたという発表はまだありません。
ただこれは、すべての商品を検査したというわけではないので、確実なところは言えません。
調べたところ、SHIENで購入したペット用品が原因で問題が報告されたケースはありませんでした。
ただ、SHIENでの購入品が原因ではないかと心配する口コミもあり、安全性を証明するものが無いようです。
購入者の方の判断によりますので、SHIENのサイト内でのレビューや、SNSでの口コミを見ながら決めても良いかもしれませんね。
同じように気になる人のコメント見てみよう!
レビューがあれば少し安心できそうだよね♪
SHEINの発がん性物質 アクセサリーは大丈夫?
アクセサリーは、肌に敏感な方は避けたほうが良いでしょう。
今回のニュースでは、アクセサリー類に有害物質が検出されたという発表はありませんでした。
しかし、SHEINに限らずですが、安価なアクセサリーにはしばしば有害な化学物質が含まれていることがあります。
皮膚炎の原因になることもあるので、敏感肌の方にはオススメしません。
直接肌に触れるものなのか、カバンなどの持ち物に付けるものなのか、用途によっては気にしなくてもよいものもありそうです。
小さなお子さんと生活されている方は、誤飲の危険性も考えながら購入しましょう。
SHEINにはレビュー機能もありますので、自分と同じように肌を気にしている方のコメントはないか見てから購入することもオススメです。
まとめ
以上、SHEINの発がん性物質について対処法をご紹介してきました。
調査の結果はこちらです。
- 発がん性物質を確実に除去することは難しい
- 洗濯をすると、有害物質によってはある程度除去可能
- 完全に除去できないことを理解の上で購入することがオススメ
- 今後のニュースも要チェック
- 最後は個人の責任、個人の許せる範囲で!
商品自体は安く、可愛い商品が多いので、安全性を理解した上で購入をすることは良いかと思います。
購入は気が引けるという方も、SNSの情報や口コミを参考にして購入することをオススメします。
ご自身でしっかりと判断し、お買い物を楽しみましょうね♪