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新国立競技場でコンサートができない理由5選!年1回しか開催できない?

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2020年の東京オリンピックに合わせて作り直された新国立競技場。

2021年に開催された東京オリンピックの開会式はもちろん、サッカー日本代表の試合、Jリーグの試合など各スポーツのイベントで使用されていることが多くテレビで見る方も多いではないでしょうか。

そんな新国立競技場ですが、アーティストのライブコンサートができないと言う噂があります。

ひよこ
ひよこ

国立競技場ってオリンピックの開会式してたのにコンサートはできないの?

ぽめらにあん
ぽめらにあん

旧国立競技場ではAKB48の大島優子さん卒業コンサートやってたよね!?

できないなんてことあるのかな?

今回は新国立競技場がコンサートできないという噂について調べてみました。

ぜひ、最後までお読みください!

新国立競技場でコンサートができない理由①キャパが大きすぎる

新国立競技場はキャパが大きすぎて、満席にするのが至難の業だと言われています。

収容人数は座席だけで約68,000人が収容可能です。

過去の観客動員最多だとスポーツのイベントですが、2022年のラグビー日本代表VSニュージーランド代表で65,188人が入りました。

これだけ大きい箱なので埋められるアーティストが少なく、使われないのではと言う噂があります。

では、実際に他のスタジアムとそこまで差があるのが調べてみました。

他のスタジアムとの比較

スタジアム名収容人数
新国立競技場67,750人
日産スタジアム72,327人
埼玉スタジアム200263,700人
東京ドーム55,000人
表はスクロールできます

各スタジアムと比較したところ一番の収容人数は新横浜にある日産スタジアムでした。

日産スタジアムは2002年サッカーW杯、2019年のラグビーW杯の決勝でも使われたスタジアムで新国立競技場と同じ陸上トラックがついているスタジアムです。

60,000人を超す集客をするイベントの開催はなかなかハードルが高そうですよね。

新国立競技場を埋められるアーティストは少ない

新国立競技場を埋められるアーティストが少ないのではという話もあります。

では、実際に新国立競技場より大きい日産スタジアムで過去に開催したライブを調べてみると、ライブを初めて開催したのがSMAPでした。

それ以降もいくつかのアーティストがライブをしてますので有観客ライブを開催したアーティストを紹介します。

開催年アーティスト名
2005年・06年SMAP
2007年DREAMS COME TRUE
2008年〜13年L’Arc〜en〜Ciel
2014年ももいろクローバーZ
2014年AKB48
2022年矢沢永吉
2024年Ado
表はスクロールできます

この名前を見ても一定の人気がないとライブは開催してないので、新国立競技場を埋められるアーティストは少なそうです。

またB’zやMr.Childrenは開催してなかったことに関しては意外でした。

新国立競技場でコンサートができない理由②開催費用が高い

新国立競技場の開催費用について明確には発表されていませんが、使用料は1回5,000万円と噂されています。

開催費用が高いに関しては調べてみると大箱ライブ会場使用料という投稿をXで見つけました。

東京ドームが1,750万円なので金額がケタ違いだと思われるかもしれませんが、新国立競技場は年間の維持費に24億円かかると言われてます。

ましてや東京ドームは年の半分は野球の試合で使えますが、新国立競技場はそこまで開催がありません。

その影響もあって使用料は高いかと考えられます。

新国立競技場でコンサートができない理由③天然芝の保護が難しい

新国立競技場には天然芝が使用されており、その保護が大変なので頻繁に開催ができないということも考えられます。

天然芝は人工芝に比べて選手の足腰にかかる負担が少ない、というメリットがあるのですが、天然ゆえに管理には非常に気を使います。

そのため、天然芝のグラウンドを持つ会場でコンサートを行う場合は厳格なルールが定められているとも言われてます。

天然芝なのでシートをかけるとなると日光に当たらなくなるのでシートはライブの何時間前などの制限がありそうですね。

ひよこ
ひよこ

もしかしたら、計画はされたけど実現しなかったコンサートがあるのかもしれないね

また2024年4月に実際にAdoさんのライブが新国立競技場で開催されましたが、その際に下記のコメントも見つけました。

「国立競技場って規定で48時間しかパネルが敷けない」

書き込みのようにやはり時間制限が厳しいです。

やはり芝生の育成、管理のために制約がいろいろとあるようですね。

新国立競技場でコンサートができない理由④屋根がなく音漏れする

新国立競技場は屋根がないため、ライブを行った際は必ず音漏れします。

なぜ屋根がないのかというと、当初の予定より建設費が倍以上かかったためです。

このため、開閉式の屋根を中止するなど費用を抑えた計画に変更した経緯があります。

さらに暑さ対策で風通しに重点を置いた設計にしたことにより、音漏れの問題が生じたようです。

また音漏れよりも音響についても口コミがありました。

「音量規制のせいで屋根の反射音等に負けたな」

「歌声聞こえん」

などネガティブな声が多いです。

Adoさんのコンサートでは音漏れや音響の悪さに関しての声をみましたが、一方で違うコンサートでは良かったという声もありました。

「永ちゃんのスタッフがいかに優秀かが証明された」

矢沢永吉さんのコンサートではとても音響が良かったという声もあるので、一概には言えないようですね…!

ひよこ
ひよこ

結局はコンサートスタッフさんのスキルも影響してそうだね

音が漏れると言うことは音が抜けて聞こえると思うので臨場感がアリーナより落ちそうです;

新国立競技場でコンサートができない理由⑤帰宅ラッシュがひどい

新国立競技場でコンサートができない理由として帰宅ラッシュがひどいからと言う話もありますが、これは違うと思います。

「国立競技場はアクセス良くて」

ポジティブな意見をXでも発見しました。

新国立競技場までの最寄駅は3つあり、少し歩いていける駅もいくつかあるので他のスタジアムよりは帰る選択肢は多いからです。

引用先:JAPAN SPORT COUNCIL

新国立競技場の最寄駅は東京メトロ都営大江戸線の新国立競技場駅、JR中央・総武線の千駄ヶ谷駅、信濃町駅が徒歩10分圏内にあります。

多くのスタジアムは最寄駅が1つしかないことが多いので、近くに3つある新国立競技場はアクセスが良い方と言えます。

新国立競技場ライブ年1回しか開催できない?

新国立競技場でのライブは年1回しかできない制約があるのではと言う噂もあります。

ですが、これはあくまで噂であると言われてます。

そもそも新国立競技場は、スポーツイベントを迎えるために設計された施設です。

そのため、音楽ライブに適した設計がされておりません

なのでそもそもアーティストからは費用対効果も含めて選択肢として入りにくいと考えられます。

ですが、国立競技場でライブをすると言うのは、ステータスにもなるので大物アーティストだと開催するケースがあるようですね。

まとめ

最後に新国立競技場でコンサートができない理由についてまとめました。

  • 収容人数約68,000人とキャパが大きすぎる
  • 開催費用が約5,000万円と非常に高額なコスト
  • 天然芝の保護など制限がある
  • 会場の設計がコンサートに不向き

ですが、旧国立競技場ではSMAPやAKB48などから新国立競技場でも嵐、矢沢永吉さんなど多くの著名アーティストがコンサートをしています。

また日本の競技場といえば国立と代名詞があるように、憧れはあるのではと考えられます。

自分が応援しているアーティストも新国立競技場でコンサートをするときが来るかもしれませんね!